ウッキーのご近所にとっても綺麗な桜並木がある。桜の名所として地域新聞などで紹介されるので、この季節花見に人と車がドッと押し寄せる。
TVで「桜は今週末がピーク!」と宣伝してたので、アニーのお散歩かたがた行って来た。相変わらず見物客が沢山写真撮影をしていて、車が渋滞していた。ボヤッキーが桜名人(?)のTVで得た知識で「桜は下に向かって咲く」と教えてくれた。おお~!ホントだっ。
アニーちゃんも桜と記念撮影♪
-- 『 シェルティ な生活 (3 Shelties) 』 Anny was born on Fri, 1 June 2007. ---
アジアインターでもう一つの楽しみは、オーナーハンドラー講習を受けること。予め受付で予約時間と場所を聞いておいた。受付のお姉さんが「人気があるので早目に並んでいた方が良いですよ」と親切に教えてくれた。
受付開始は12:00pm。早目って30分くらい前でいいかな~?11:30amに行ってみる…誰も並んでない。受付テントのお姉さんに聞いてみると「12:00pmからです!」と即答された。うう~ん、焦りすぎたか(^◇^;)
念のためアニーのトイレをさせに外に連れ出した。家の中でする訓練をしているので、外ではなかなかしない。時計を見ると…「げ!11:54am!やばっ!今度は、ノンビリし過ぎた~」慌てて受付を目指す。や~ん!凄い並んでるじゃ~ん(泣)。
一番後ろに並ぶけど、内心ドキドキ。定員30人に入れるか?受付は左右2箇所で各々定員15名で処理していた。ウッキーは左の受付でNo.13。…超ギリギリ。
講師「大型犬は3番リングに、小型犬は4番リングに移ってください」
ウッキー&アニーペアは4番リング。「初心者対象」というだけあって、ショーリードを使っているのは家だけ。でもウッキーだって今日買ったんだもんね~(苦笑)。
講師「ちょっとこの犬ダメだよ。ハンドリングより躾教室が先だね」
モデルに生徒の黒Aコッカーを借りた講師が言った。暴れる黒コッカー…でも、この人ちょっと口悪い?子供のハンドラーにも「あんた、手、届く?無理?」とか言ってるし~。この後黒コッカーペアはいつの間にか消えていた…。
講師「基本的に犬は足を触ると嫌がるので、ここ以外は触らないように」
ええ~?八王子で思い切りヒナちゃんの足を持ってたよ~。だから嫌々してたのかー!ごめんね~(//_//)
走るにしろ、触診にしろ、ハンドラーは犬を良く見せるため、審査の妨げになってはいけない。そういう動きを最初から最後まで教えて頂いた。完全に「黒子」状態ということですね。
犬を綺麗に見せる。自分の犬の欠点を隠し、美点を強調する。そんな動きが簡単な様でとても難しい。ハンドラーって奥深いね。でも、そういうの嫌いじゃない。これからアニーの良い部分をウッキー自身が勉強して、ウッキー&アニーのオリジナル・ハンドリングを作っていかなくちゃ、ね!
講師さん、口は悪いし、扱い荒かったけど、とっても勉強になりました。どうもありがとうございました。(→ホントに感謝してます)
すぐにKハンドラーさん達を見つけた。…うう、緊張感がオーラの様に放たれている。こんなギリギリに来て、これ以上迷惑はかけられない。
ウッキー「リングで見てます。頑張って下さいねえぇぇぇ・・・」
逃げる様にパドックを後にする。怖かった~。でもあたり前だよ。こんなデカいショーだもん。ウッキーなんて、あんなアットホームな八王子のショーでもビクビク・ドキドキしたんだから。
今日の審査員はメキシコの方。南米っていうとチワワを思い出すけど、シェルティーもいるのかな?どんなジャッジをされるのか、これも楽しみの一つだった。
アジアインターはべビ・パピがなく、いきなりジュニアから始まる。アニーが出てたらこのクラスだ。神奈川インターでアニーと競った仔達も出ていた。うう~ん、凄いコートだねぇ。ホントにジュニアか??
アニたん、エクステする?ハハハ…。
すぐにヤングアダルト牡のクラスになり、Kハンドラーさんとウィッシュペアが出てきた。さすがウィッシュ。落ち着いてるし、走りも綺麗~。ウィッシュはリザーブを取った。やった!
メキシカン・ジャッジは何度も走らせる。ラウンド2周は当たり前。その後もアップ・ダウンを何度もやる。ウッキーだったらゼエゼエ息切れの汗だくだな…こんなに走らせるジャッジを見るのは初めて。やっぱ日頃走っとくか?
そして、そして…シー君、シーザー様!BOB(Best of breed)を取りましたーっ!やったー!凄い。アジアインターだよ~。未だ到着していないメルママに速報メールを入れる。すぐに返信が…(文面そのまま)
メルママ「きゃ~ゆりかもめから降りて泳いで行きたい!」
ダメです。「湾岸署」の織田裕二に捕まりますよ(爆)。
シー君は午後のグループ戦(他の犬種のNo.1と競う)に進む。今日も一日がかりになりそうだな~♪いや~ドッグショーってほんっとに楽しいですね~(映画評論家の水野晴夫さん風)。
「苦渋のオーナーハンドラー講習会」に続く!
今日は楽しみにしていたFCIアジアインターinお台場(ビッグサイト)!
メルママさんにシェルティーは09:50am~3番リングで始まると聞いている。ショーに出陳するワンコやハンドラーさんは、06:00am前から会場入りしてるんだろうな~。でも今回ウッキーは、午後から開催予定の「無料!(強調)ハンドラー講習」を受けるのが目的だから、09:00amくらいに入ればいいかな~?
…甘かった。元々早起きが苦手なところへ、そんな緊張感のない気持ちで前日遅くに寝たら…朝
ボヤッキー「あれ?今日ってドッグショー行くんじゃなかった?」
!!!今、何時ーっ?07:00am?ヤバイ!07:30amには出るつもりだったのに!慌ててとび起き、速攻で用意をする。結局出たのは08:00am。
ニュースやお天気予報で「花見は今日がBest!」とさんざん宣伝していただけあって、10:00am前(普段、土日はこの時間帯がリミット)なのに高速道路は大混雑!うっそぉ~?間に合わないじゃ~ん(涙)。
そこへボヤッキーが追い討ちの一言。
「早く寝ないから。朝もさ~ホントに急ぐ気あったの?用意に1時間もかかってたじゃん」
ど(怒)っか~ん!女の準備は5分や10分じゃできないのよーっ(例え変わらなくても)!!…間に合う。絶~対に間に合う!
ボヤッキー「その根拠は?」
…間に合うと信じてるから。我ながら強引な理由。でも信じる者は救われる!神は我を見捨てなかった~!!銀座方面とレインボーブリッジの分かれ道で、ほとんどの車は銀座方面へ。レインボーブリッジ方面に入った途端、車が流れ出した!いえ~い♪進めっボヤッキー(おいっ!)。
ビッグサイトに09:20amにどうにか着いた。間に合った様な間に合わなかった様な…。
次回!魅惑のシェルティー・ショー☆
ウッキー&アニーペア、いよいよ出動ーっ!
生活を共にし、日々練習に励む目的。ステイやウォーキング、毛の手入れから体重管理、毎日の全てがショーに繋がると言っても過言ではない。
という訳で、実家にお迎えに行った。ウッキー両親にとってワンコは「夫婦の潤滑油」でもあるので、アニーの代わりに母ティファニーをお預け。ティファニーはウッキー母が大好き♪ウッキーみたいにうるさい事言わないし、朝からちゃんと散歩してくれるもんね~(注;ウッキーの朝は11:00amに始まる)。
逆にアニーは大変だね~。あれダメこれダメ、台の上に乗せられたり、ステイしろだの…(笑)。あとKハンドラーさんから言われた「筋肉をつける」ため、なるべくドッグランで走らないと。頑張ろうねっ☆(アニー「やる気になってるのはあんただけだっての!」)
お迎えに行ったついでに、メルママさん家に行ってハンドリングを見て頂いた。先日八王子でヒナちゃんを引いて以来。ウッキーのハンドリングを見て、メルママが一言。
「うう~ん…」
ダメっすか?いや~人に見られながら走るのは緊張しますわ。ウッキーの走りはガチガチだった様で、ウッキーの緊張がアニーにも感染し、二人(?)でガチガチ走っていたらしい(苦笑)。2、3回走ったら少し自然になったけど、まだまだ練習が必要なことは明白。明日のアジアインターで「オーナーハンドラー無料講習会」でまた練習だっ!
メルママさん家はPuppy天国で、シェルティー&ウェスティーのPuppiesを堪能したひと時でした♪
←のママHartfordの看板犬みずきちゃん・産後でコートが抜けてもこの毛量! |
帰り間際にまた大雨&雷。最近多いな~。春の嵐?
我家のお笑い芸人、マック君がいなくなってから、平穏無事な日々が続く…となると、ネタがないっ!
ティファニーもある意味ネタがないわけじゃないんだけど、郵便屋さんにキレた、とか大型犬(特に黒い犬!)に挑んだ、とか笑えないネタばっかしなんで…(--;)
お散歩コースで柴犬の仔犬を発見!外飼いみたいなんで、行けば見られる。ティーちゃんが「あんた~新入りぃ~?」って、眼飛ばしてたんで、「あのオバちゃん、怖い…」って近くに来てくれなかったけど、これから毎日行っちゃお~っ♪柴犬、大好きっ!
季節柄なのかウッキーの周辺、Puppyが産まれた、又は産まれるNewsがワンサカ。羨ましい…家はアニーが充実するまで暫く無縁だな。ウムム…
ウッキーのハンドラーデビューには、もう一つ楽しみがあった。それはKハンドラーさんに合宿に出したマクレガー君に会うこと。マックが家に来てから、こんな(ってまだ2週間だけど)に離れたことがない。
ウッキーはハンドリングで緊張してたけど、この日一日マックちんを引いていた。くるくるお目々で嬉しそうに見上げるマック。ウッキーの足の間に座りながら、時々確認する様に臭いを嗅ぐ。家にいる時も時々そうしてたね。椅子にかけたウッキーのジャケットの袖をクンクンって(笑)。
マックがティファニーに会って大喜びしてた割に、ティーちゃんは冷静だったな。「ああ、あんた、いたの?」って感じ(爆)。でも、いつもなら「ウザいっ!」って怒る、マックのまとわりつきにも怒らなかったのは、一応ティーちゃんなりに再会を喜んでいたの…かな?
だから、お別れはちょっと辛かったね。ショー会場で会える。そう思っても、涙が出た。今はマックがショーで走る姿を見るのだけが楽しみ。きっと、きっとカッコいいよ。だってウッキー自慢のマックだもん!その時は一杯一杯抱きしめてあげるからね!頑張れ、マック。
午前、午後と着々とショーがこなされて行く。それを見ながら、ウッキーの緊張も着々と高まって行く。胸の鼓動が自分でも確認できる頃、メルママさんが、
メルママ「ウッキーさん、そろそろ着替えて来て」
と言いに来た。ああ!いよいよ?車に荷物を取りに行き、更衣室に入った。上着を脱いでスーツに着替えようとしたら、スーツがないっ!靴などが入った紙袋は持ってきたものの、肝心のスーツを車に忘れてきた。あちゃ!完全に上がってるよ、あたし。
メルママさんがヒナちゃんのグルーミングを始めると言うので、一緒について行った。途中Kハンドラーさんも加わって、例の鋤きバサミなんかも登場。ウッキーはただ見ていた。「ほぉぉぉ」とか言いながら。でも…今だから告白します!全然頭に入りませんでした!この頃は、ボヤッキーが何を言ったのかもよく覚えてないくらい。
そんなこんなでいよいよ…いよいよです!今までは誰かしら周りにいた。緊張しつつも傍に誰かいるって心強いものなんだね。メルママさんに「じゃ、頑張ってね」と送り出され、今は一人。孤独…。
リングの入口付近には、これから出る人&犬。その関係者しかいない。お馴染みの方々はお互い顔見知りらしく、談笑なんかもしてるけど、ウッキーは誰も知らない。知ってるのはヒナちゃんだけ。
ウッキー「ヒナちゃん、頼りないだろうけど頑張ろうね!」
ヒナちゃんはつぶらな瞳で見上げてる。ちょっと「この人、誰?」って感じ(苦笑)。よ~し!今の力の全てを出してヒナちゃんをカッコ良く見せよう。
「自家繁、アダルト牝の方~。準備お願いします」
腰ベルトに挿したブラシに、ウッキーの肘が当たった。あっヤバ!っと思った瞬間、ピュ~ッとスローモーション(に見えた)でブラシが飛んで、ヒナちゃんの視線がブラシに釘付け…やっちゃった~!
内心「あれ(=ブラシ)、どーしたらいいの?取るの?いや、できない。今はこのまま走って。ああ~やっちゃったよぉ」などとグルグル考えながら、なんとか1周した。次は1頭ずつ台の上に乗せて触審。ウッキーは3番だから、ちょっと時間が空く。他の人はこの時ブラシでカラーを逆毛立てたり、スプレーで撫で付けたりする。でもウッキーにはブラシが…ない。ボーっと突っ立ったままリングを見ると、ブラシが寂しく落ちていた…。
結果3頭出て3席。今の力では当たり前ですね~。でも自分なりに頑張りました。今出来る全てでヒナちゃんを見せたつもり。ありがとう、ヒナちゃん。やりにくかったでしょ?でもとっても良く走ってくれたよ。
そして神奈川南シェルティークラブの方々。本当にお世話なり、尚且つご心配をおかけしました。メルママさんが言った通り、実際ショーに出ると練習の100倍勉強になりました。勇気をふりしぼって出て良かった!皆さんが言うように「ショーを楽しむ」域にはまだまだま~だ達するまでいかないけど、今日はとっても楽しかったです♪後で考えたら…(爆)。
最後に…ウッキーが落としたブラシを拾ってくださったびっけさん。緊張でフラフラのウッキーの腕にゼッケンをつけてくださったり、ご迷惑をおかけしました。ブラシは拾える時は自分で拾い、無理そうな時はスチュアードさんにお願いする。教えてくださってありがとう。
次はアニーで頑張るぞ~!!(失敗にめげないタイプ)
本部に近づくとすぐメルママさんが気が付き挨拶に来てくれた。でもウッキーの顔は硬直したまま。
メルママさん「大丈夫?ふふ…緊張してる?」
ウッキー「はい…お話頂いてからずっと…」
メルママさん「皆、そうよ。じゃ、ヒナちゃんに会いに行きましょうか?」
本部で神奈川南シェルティークラブの方々とご挨拶をした後、今日のペア、ヒナちゃんに会いに行く。Kハンドラーさんにもお会いしたので、マックを今日一日連れ出す許可も頂いた。やったー♪
ヒナちゃんはマックのすぐ傍のサークルにいた。家のワンズと違っておとなしい~。跳ねない暴れない吠えない。マックをサークルから出すと大喜びで腰振りダンスをしてくれた♪暫くボヤッキー&ティファニーといてね。
メルママ「じゃ、ちょっと引いてみましょうか?」
え?いきなりですか?でも、やっときたい!是非。駐車場で直線に行ったり来たり走ってみた。うう~ん、何と言うか。これで良いの?メルママさんも「うう~ん」って感じ。
その時っ!Kハンドラーさん登場。手にテーブルを持ってきた。
Kハンドラーさん「ショー会場作ってちゃんとやろう」
ウッキー(心の声)「え!?ショー会場って?」
Kハンドラーさん「メルママ、シー君連れてきて、ウッキーさんの先走って」
ウッキー(心の声)「そ、そんな本格的に…シー君まで?いいですぅ~。悪いですぅ~。緊張しますぅ~」
オドオドした目をボヤッキーに向けると、奴は楽しげにニヤついている。くっそぉ~他人事だと思ってるな。
Kハンドラーさん「じゃ、俺、審査員ね。ウッキーさん、メルママの後走って」
ええい!もう何でもやっちゃおうじゃないのっ!
走って、審査して貰って、アドバイスされ、また走って…駐車場にプチショー会場が出来た時は、正直ビビリましたが、その後この練習が本当に良かったと実感しました。経験者ならではのアドバイスを頂き、仮想とは言え、実践を2度も3度も出来たこと。その後、他の人を見学する上でも、とっても役に立ちました。
練習してくださったKハンドラーさん、一緒に走ってくださったメルママさん&シー君。本当に本当にありがとうございましたっ!実はこの練習でウッキーの緊張に拍車がかかったのは事実(爆)ですが、本番で何とかオタオタせずにいられたのは貴方「様」方のお蔭です。
次回!いよいよデビュー戦☆
凄い雨と風、しかも雷までも…だった。ウッキーのハンドラーデビュー前日。翌日の自分の運命を予見させるような…嵐。
しか~し!当日は昨日の嵐がウソの様な晴天。ウッキーの
「せっかくのハンドラーデビューに雨なんて、許・し・ま・せんっ!」
という祈り(呪い?)に神様がビビッたのか、とにかく良かったーっ♪
ヒナちゃんの「自家繁殖アダルト牝クラス」は午後から。でもその前に一度でもヒナちゃんと走っておきたいし、グルーミングも見てみたい。他のクラスを見学して、どういう走り方をするのか、審査の手順なんかも見ておきたい。だからスタートの09:00amを目指すことにした。
本当はグルーミングも自分でしなくちゃいけないんだけど、ウッキーはまだグルーミングの「グ」の字も知らない。今回はメルママさんにやって頂けることになりました。追い追い勉強して自分でやらなくちゃいけなんだよね~。
朝からテンション低っ!既にかなりビビっております。会場のサマーランドが近づくにつれ、胃の辺りがキリキリとっ!!うう~デビューにはやっぱりまだ早かったか?
ショー会場の駐車場は既に車が一杯。05:00amくらいからスタンバってる方もいるんだもんね~。ウッキー達、なんと最後の1台で入ることができました!これは幸先良いかも~♪
車を停めて、メルママさんと落ち合うべく、本部テントに急ぎます。その時っ!熱い視線にウッキーの足が止まります。ああああああ、あれは私の可愛いマー君?マックちゃんじゃないのぉ?
ショーが開催されているリングから一番遠く、駐車場から入ったすぐの場所にサークルが作られ、メルママさん家のシー君、Kハンドラーさんのウィッシュ君&フレアちゃん。その隣に1匹でお目々をウルウルさせたマックちんが、いち早く私達を見つけ大喜びしている。で、でも先に本部に行かなくては…
ウッキー「マック、待っててね~」
そのまま行こうとしたウッキーの目に、恐怖の光景がっ!
「待って~待って~」とサークルから飛び出そうなほどJumpしたマック(これはいつもの事だけど)の隣で、つられてJumpingするシー君、ウィッシュ君、フレアちゃん。4匹が次々にビョ~ンビョ~ンって…(汗)。
いかーん!ショードッグの皆さんに変な癖がついてしまうっ!Kハンドラーさんに怒られるぅ~。ウッキー慌ててマックに駆け寄り、
ウッキー「ごめんごめん。元気だった?元気そうだね。良かった。ちょっと、ちょっと待っててね。ああ、シー君ダメだよ、マックの真似したら。飛んじゃダメ。あっ!フレアちゃん、喧嘩しないで…ウィッシュ、元気だった?」
皆がちょっと落ち着いたところで、本部へ。後ろでマックがギャオギャオ啼きながら、ビョ~ンビョ~ンって飛んでいた。「後でね~」
思いがけずマックに再会できた喜びで、ウッキーの緊張が少しほぐれました。よし!この調子でハンドリングも頑張ろう☆
写真のマックは昨年6月の再掲です。
不安な船出?とか言ってて、それはいきなり無謀な船出になった。
メルママさんから電話があった。「15日(土)にお試しでハンドラーデビューしない?」「ええええええ~っ!え?お試しって?」
聞けば頭数合わせで、元ショードッグだったメルママさん家のヒナちゃんを出陳するそうだ。勝ち負けのプレッシャーもないし、でもちゃんとしたショーだから、練習としてはこの上ない条件。
しか~し!皆が真面目に出ているのに、ウッキーだけ練習で出ていいんだろうか?
メルママ「皆、場数を踏んでいろいろ学んでいくのよ。出陳料は授業料だから」
そうか~。そうだよね。でも、JKC主催の「初心者無料ハンドラー講習」を受けてからと思ってたから、ちょっと早…と、突然頭の中に声が響いた。
「せっかくのチャンスを与えてくれてるのに、そんな弱気でどーする!」
おお~!そうだよ!弱気じゃ前に進めない。何もできないじゃん!!
ウッキー「やります。やらせてください!」
そしていきなり、ウッキーのドッグショーデビューが決まった。3月15日(土)八王子サマーランドで開催の神奈川南シェットランド・シープドッグクラブ展。
さあ~どうなる?ウッキーの初ハンドリング。ちなみに今回のペア、ヒナちゃんは、メルママさんによると「誰が」ハンドリングしてもちゃんと走ってくれるそうな。それだけが心の支えだけど、逆にヒナちゃんはど素人相手でとっても走りにくいだろうな~。ごめんね。
Nさんご一家が帰られた後、いよいよウッキー&アニーのハンドリング。メルママさんはMerry Joyさんのドッグランでも一緒だったさつきちゃんを連れ、近くの公園へ。
メルママ「もうちょっと前足に重心があるといいかな?ウッキーさんは犬に被さらない様に」
え?前足に重心?どうやったらそうなるの?
メルママ「犬を一歩前に動かして。今度はクルッと回してみて」
ええ?上手く出来ない。モタモタしてたら、アニーが手に持ったオヤツ目掛けてジャンプして来た。キャー!ダメだよ。ジャンプしたら。こっち、こっちに来て、真っ直ぐ立って…ええ~ん、できましぇ~ん。
トレーニングはあまり長くやっても、犬の集中力が持たないので終了~。ここで課題の多さにドッカリ疲れる。アニーはよくやってくれた。犬に人間がついて行けてない典型だね、こりゃ。
メルママさん家に戻り、今度はグルーミングのDVDを見せて貰った。え?鋏出てきたよ。すき鋏って言ってる。それを顔(!)から背中からガッガッって大胆に入れてる。言ってる内容がまるで分からない。角度がどうの、とかストップがどうの、とか???
DVDに出てくる周りの人達は当然の様に質問なんかしちゃってる。ウッキーは質問すら浮かばないもんね~。出ている人が鋏を入れ、粉をはたいているうちに、モデル犬はみるみるショードッグになっていく。何でー?どこをどうしてるの?
…って言う以前に、鋏出てきた時点でもうトリマーでしょ?この人。やってる事見ていると、ウッキーにはプロのトリマーにしか見えないよ。シェルティーのグルーミングってこんなに本格的なの?
メルママ「皆、最初は何も知らないのよ。経験しながら覚えるんだから。ここに出ている人達だって、フムフムとか言ってるけど3日で忘れちゃうわよ。ふふふ~」
そうなん…ですか…?そうは…見えないですけど。
その時蘇る忌まわしい過去の記憶。前髪を眉前(眉より上のこと)に切った従妹が一日学校を休んだ話を聞き、やっと伸びた頃、彼女に「自分でやるからだよ~」とウッキーが切ったら、また眉前になり、散々なじられた事。
よく前髪を自分で切り、美容師さんに「自分で切らないでください。Yさん(=ウッキーの苗字)穴開けちゃうんですもん~」と固く自己カット禁止令が出ている事。
結婚したての頃、鏡を見ながら自分で髪を切って左右揃わず、どうにもならなくなって、ボヤッキーに切ってもらった事…etc。
そんなウッキーがアーちゃんを美しいショードッグに変身させられるのか?ハンドリングもまだまだまーーーーーだなのに、あんなグルーミングまで…。
メルママさんに沢山資料&DVDなどをお借りしたものの、不安一杯の船出(しちゃったのぉ?)のウッキーです。思い切り「見切り発車」の感じがする…。
玄関に入るといきなり5匹のPuppies。がわいいぃ~っ!!重なりあってスヤスヤ寝ている。ジャガイモみたい(=誉めてます)。反対側には2匹。こちらは起きている。5匹より1週間産まれたのが早いだけなのに、随分大きさが違うのね。触ってみるとフワフワの赤ちゃん毛。コチョコチョしたら、ムキュって動いた。いや~!可愛いすぎっ♪
先客で3匹の次男君の飼い主に決まっているNさんご一家がいらっしゃった。息子さんが次男君を抱いている。皆さん、幸せそう。Puppyが幸せを運ぶんだっけね?お話ししていたら、ご家族の暖かい雰囲気が伝わってきた。良かったね、次男君。これから一杯愛して貰えるよ!
途中、メルママさんが神奈川インターの写真をNさんご一家にご披露した。写真のシー君は次男君のパパである。次にアニーの写真。メルママさんが「アニーちゃん、いいですねぇ~」とウッキーに向かって誉めてくださった。途端にNさんが、
「あ!神奈川インターで賞撮られたパピーのオーナーさんですか?凄いですねぇ~」
と言われた。Nさんご一家もパシフィコに行かれていたそうだ。それにしてもたった1回だけなのに、賞取るって凄いのね。Merry Joyさんのドッグランでも「アニーちゃんのオーナーさん」って言われたし・・・。
でも正直凄いのは、アニーを推薦してくださったメルママさんや、アニーの教育&ハンドリングをしてくださったKハンドラーさん。ウッキーは無駄に緊張しながら見ていただけだから…。
そのアニーをウッキーが引く。ちょっとプレッシャーかも…メルママさんは「楽しめばいいのよ」と言う。楽しむ域まで達するのは一体いつのことになるのか?
次回はハンドリング講習編!ウッキー凹むっ(涙)。
夜中スヤスヤと寝ていたら、いきなり両手でガバッと頭を掴まれた!
ビックリして思い切り現実に引き戻された。すぐ手が離れ、ウッスラ目を開けると、ボヤッキーがヒュ~ッと所定の位置に戻っていくのが見えた。
寝ぼけた?いや、あれは明らかに「物」として掴まれた感触だった。聞きたかったけど、眠いのが勝ってそのまま寝てしまった。
朝。起きた瞬間に思い出したので、早速聞いてみた。
ウッキー「昨日(朝?)、私の頭掴まなかった?」
聞いた途端、ボヤッキーの顔がニヤニヤした。
ボヤッキー「掴んだ。知ってたんだ」
知ってたんだって、あんなに思い切り頭を掴まれたらフツー起きるでしょ!(でもフツーそのまま寝ないかも…)
ウッキー「あれって頭って思ってなかったんじゃない?」
ボヤッキー「そう。起きたら目の前に黒い丸い物があって、何だこれ!?って思って。何で分かったの?」
ウッキー「明らかに物の扱いだったよ!」
ボヤッキー「あははは!」
あははは!って…黒くて(=地黒)丸くて(=デブ)悪かったね!ボールか?私の頭は?人間意識がなくても、「物」扱いされると瞬間で分かるものですな。
ウッキー母「この仔(=アニー)他の人はダメなの。触られるの嫌いよ。私“だけ”にはいくらでも触らせてくれるけど。ほほほ~(→自慢笑い)」
…ちょっと!これからショーに出ようとしてるのに、それじゃダメじゃん!!
ウッキー「なるべくいろんな人に触らせてよ~」
ウッキー母「だって他の人、嫌いなんだもん」
ウッキー「だからさ~、それじゃショーに出せないじゃん」
そしたら何て言ったと思います?
ウッキー母「…アーちゃんはショードッグなんかなりたくないもんね~?もう1個賞取ったからいいんだもんね~?お勉強嫌いだもんね~?」
電話口からアニーの興奮したような「ハウハウ」という息遣いが聞こえる。まるで「そうだ!そうだーーーっ!!」って言ってるみたい。
ムカッ(怒)。人がせっかくやる気になっているのに。しかもアニーったら、ウッキーの「アーちゃん、アニー」って声に、受話器を叩いて嫌がったとか…。ウッキーは貴女のペアなんだよっ?一緒に走るんだよ?
ウッキー母「ペアなんて思ってないもんね~?嫌なオバチャン(ちょっと!)だもんね~?」
ちょっと、アニーに代わってよ!
ウッキー「アーちゃん、アニー?今度、ハンドリングの練習しようね~?」
ウッキー母「嫌だって。あんた嫌いみたいよ。アーちゃん、今度会ったら噛んじゃいな。じゃあね~」ブツッ☆つーつー…
「ねぇ、ティーちゃん。マックいなくて寂しいね~?」と言っても無反応。「そお?」って感じ(苦笑)。
だけど「つまんないから、アニーに会いに行こうか?」と言うと、途端にお耳がバリ立ち反応。あれ?と思い、もう一度「アニー」と言ってみると、またもやお耳がピクッと反応。
「…マックは?」無反応。「アーちゃん」ピクピク!
あのさ~ちょっと冷たいんじゃない?一応夫婦でしょ?あなた達。でもそうか~夫婦はしょせん「他人」なのね…夫婦の絆は?
え?夫婦じゃない。あいつは…あたしの「家来」~???
バレエの先生が体調を崩されていたので、久しぶりにレッスンに行った。ドッグショーに首を突っ込んでいた2月以来、ほとんど初レッスン。
ん~…辛うじてお風呂上りに柔軟はしていたものの、体が思うように動かない。パを必死で追うと力が入って、今は亡き岡本太郎先生みたいな手になってしまう。「芸術はバクハツだああっ!」1ヶ月のブランクは大きかった!やっぱり「継続は力なり」だね。
昔から何かに夢中になると、一つの事しか見えなくなる。先生のご病気もあったけど、ここまでバッサリお休みしたのは、完全にドッグショーに現を抜かしていたせい。バレエとドッグショーは両立させたいな~♪
この日は体験レッスンに金髪さんが来ていた!最初、ロッカールームに入っていく彼女をチラ見した時、極限の茶髪姉ちゃんかと思った。ものほんのさらさらプラチナ・ブロンドでした(笑)。
皆の中にちょっとした緊張感が漂った。日本語…分かってる?レッスンが始まると、ちょっとした瞬間に理解していない様子が分かった。先生も気を遣って個人的に説明に行ったりしてるけど、他に生徒さんもいるので、全部はフォローしきれない。
バーレッスンの後、ちょっとした休憩に皆がストレッチを始めた。彼女一人ボーっと立っている。明らかに何をしたら良いのか?と動揺している。どうしよう???中間のストレッチはセンターに移行する前に大事だし…ええいっ!
It's a little break now. You can stretch if you want.
テキトーな英語ぉ~。でも通じた!良かった~(涙)♪ふん!言葉なんて通じりゃいいのよっ(その割には凄いドキドキ☆)。
レッスン後、彼女はリトアニアの人で、日本語も割と通じることが分かった。英語で良かったのか?それより基本、リトアニアってどこだっけ~?スタイル抜群だよっ。いいなあ。
ウッキーがカナダに行った時、英語圏の人達は「英語を話せない人=理解不能=怖い存在」だったらしく、なかなか話しかけて貰えなかった。かと言って自分から話しかけても、ボキャ貧なのですぐ話題に詰まってしまう。正直寂しかった。
だから日本人だらけの中で戸惑う外国の人を見ると、その時の自分を思い出す。英語力貧困なくせに頑張って話しかけてしまう。まあ、それだけでも以前のウッキーからは考えられない事。人生の中でのプチ収穫でした♪
また来るかな~?リトアニアのYさん(ご主人日本人の模様)。
☆バレエネタなので、勇気を出してバレエ仲間と撮った写真をモザイク公開しようとしたら、ボヤッキーが「怖い(どういう意味よっ?)から、やめなさい。社会の迷惑」と言うので諦めました。なので、今回は画像なし!
そう言えばティーちゃん1匹の時は、何も困ることがなかったっけ。ドア(=出せ~!ってガリガリする)やフローリング(=ティーちゃんと追いかけっこでガリガリ)の傷もなかった。マックがバタバタと落ち着かないから、ティファニー教育委員会が教育的指導して、余計バタバタになってたんだもんね。
だけど一人っ子になって、ちょっとだけ甘えん坊さんになってる?いつもは吠えないところで吠えたり、言う事わざと聞かなかったり。今年7歳になるのに、いつまで経っても気分は「お嬢ちゃま」。可愛いね♪
いつもはマックやアニーに遠慮して、影の薄いティーちゃんだけど、これから暫くはウッキーもボヤッキーも独り占めだよ。
お散歩も尻尾フリフリ、ニコニコ・にっこり笑顔のティーちゃんでした♪
マックをお預けする日曜日は、KハンドラーさんJ.c.c(日本コリークラブ)主催の栃木展に行かれる予定があった。だからその後予定とか組んじゃうと、きっと大変だろうな~と思って、先週から「延期にしても?」と度々メールしていた。
出かける日は「何か変更あったら携帯メールにどうぞ」とまでイチイチ…。
ボヤッキーやウッキー母が「延ばしたいんだ~。寂しいんだ~」とからかうので、「違いますっ!栃木だよ?と・ち・ぎっ!遠いでしょ?悪いでしょ?」とムキになって反論。
Kハンドラーさんからは音信なし…やっぱり日曜日なのネ。と、諦めて…いや!思っていたところ、土曜日に電話があった。
Kハンドラーさん「日曜日終わり次第ご連絡します。メール頂いてましたけど、“あえて”お返事しませんでした」
…バレてましたか(汗)。でも悪いなって思ったのもホントですよ~。でも、お蔭で覚悟ができました。よしマック、頑張っておいで!
一つだけお願いしました。自宅から連れて行かれるのは嫌。アニーの時、ウッキー母の家から出る時怖かったのか、アニーがちょっとだけ抵抗した。それを見た時、胸が痛かった。それがマックだったら?号泣でしょう。間違いなく。だから、どこかお外でお散歩気分のままパパパ~ッと連れて行ってください、と。
当日Kハンドラーさんのお宅近くの公園で待ち合わせた。マックは最初クレートから出なかった。でもさすがです。「マック、ほら、おいで~」と優しく声を掛けながら、スルッとマックをクレートから出すKハンドラーさん。普段人見知りのマックが、そんなに嫌がってない。
そのままショーリードを着け、餌を見せつつ誘導すると、尻尾フリフリついて行った。私達が帰るのも気付かないくらい餌に集中してる。おいっ!ママは帰るぞ!帰っちゃうよ~?いいのぉ?…いいみたい(涙)。
でも外でお渡ししたのは正解だったな。マックがリラックスしていたのを見て、ウッキー泣かずに済みました。Kハンドラーさん、これからマックのことをどうぞ宜しくお願いします!
夜、Kハンドラーさんから「マック君落ち着いてます」Callがありました。安心するとともに、あいつアホちゃうの?どこでもええんかい?という思いが…。まあ、でもやっぱりホッとしたかな?アホで良かった(爆)。
さあ~!これからマックはKハンドラーさんの下で、ウッキーはアニーちゃんとハンドリングの練習だああああっ!!
先週からウッキーが鬱気ーだった訳(変換間違えで一人ウケしてたのを引用!で、でも心なしかオヤジギャグな気が…)。
アニーのスパルタ(ウソです。ごめんなさい)教育でお馴染みのKハンドラーさん。ショー会場でマクレガーパパを見て「いいんじゃない?ショーに出さないの?」なんて、甘~い誘い文句をマックLoverの私に言うなんて!
以前M訓練士は「マックは臆病だから」と言っていた。メルママも「もう4歳だしね~」とやや否定的なご意見。私も大好きなマックと離れたくはないけど…。
でもね、マックっておもしろいの。普段すごく臆病なんだけど、やけに度胸が据わってるところもあって、このところ出没しているショー会場では割とヘラヘラしてるんだよね~。しかも性格が素直だから、「こうやるんだよ」って教えると、初めての事でもスンナリできたりする。明るいからニコニコ・ニッコリ可愛い笑顔でJumping(これはNG)で走ってる。これってパパの血?
だからもしショーがマックの精神的負担にならないなら、いろんな経験をさせてあげたいな、と思いました。自分でやればいいんだけど、マックは溺愛してるので、多分ダメ。彼もそれをよ~く知ってるから、「ここまでならふざけても大丈夫」とか見切られてるし~(苦笑)。
アニーは一応ショーに出ること前提の合宿だったけど、マックちんはショーに出られる素養があるか否かを判断する合宿…とウッキーは思ってる。
よし!マクレガー。ドッグショー界の玉木宏(単にウッキーが好きなだけ)目指して頑張れ☆次回はお別れの日・編。
【アニーとマックでバトンタッチ?】 ※写真にマウスを重ねてみてネ。 |